6月20日(土) 美波町のイサキ釣り


前回は1匹しか釣れなかった

イサキ釣りのリベンジマッチ。



今回は無謀にもイサキ釣りに60Lクーラー( ゚Д゚)を船に持ち込んだ。

欲張り爺さんには罰があたるって内心思っていたが

何とかなるでしょう。


今日は1日北寄りの風が結構強く吹く予報。

波風が立てば釣りにくくなるが

1日中風向きがほぼ同じなら船の位置も動かないので何とかなるはず。


掛け釣りで一番困るのは

風向きがコロコロ変わって船の位置が定まらないこと。


今日は珍しく八千代丸や源洋丸もイサキ釣り。



北風強く上潮は艫側へ流れているが 底潮はミヨシ側へ(+_+)


仕掛けを水面に落とすと サーーーっと左側(艫側)の潮下へ流れていくが

かごがタナにつくころには道糸はまっすぐになり

ラインを張ると やがて右側(ミヨシ側)へ。


うーーーん 完璧な二枚潮だ。

艫側の釣り座は不利な潮上ポジションなのでマキエ係にならないように頑張らねば。


水深は55m タナは40mで釣り開始。

仕掛けがなじむと

ゴンゴンゴン…



一投目からイサキヒット。


その後も いい感じでアタリは続く。


二枚潮のせいで一旦後ろになびいた仕掛けが

海中で前に流れていくので

仕掛けが天秤によく絡んでしまう。

絡んだ仕掛けに魚が食い付くことはないので

いかに絡ませないようにするかが 重要なポイントになってくる。


竿先を叩くアタリがあっても



追い食いを狙って すぐには揚げず

連掛け成功。



今日は10回ほどトリプルヒットさせたかな。


追い食いを待つのは長くても10〜20秒程度。

メバルの時のように粘っていると

口に刺さった針の穴が大きくなって外れてしまうことになってしまうので。


活性まずまずみたいで ワームにもヒットしてくる。



食いが渋い活性の低い時には見切られて

ワームを付けた針に食い付くことはないので 今日の活性は低くないようだ。


本日のコマセワーク

仕掛けの長さは4、5m+クッション1mの5、5m

船頭さんからの指示ダナは40m

1 天秤を一旦45mまでおろしクラッチを入れる(ここでオキアミが2〜3匹出る)

 この時点で 三本針仕掛けの一番先の針は天秤の約1m上。

2 仕掛けを2m巻き上げ(43m)ゆっくり大きく竿を立ててマキエをする(オキアミが4〜5匹出る)

3 仕掛けをさらに2m巻き上げ(41m) ゆっくり大きく竿を立ててマキエをする(オキアミが4〜5匹出る)

4 仕掛けをさらに2m巻き上げ(39m)て待つ。

 仕掛けがなじむ20〜30秒後にヒットする。


1、2、3の操作をゆっくりと丁寧に行い

マキエの帯の中にサシエを付けた仕掛けがなじんでいくイメージで。


前回のイサキ釣りでの厄介者もやってくる。

コイツが1匹でも仕掛けに掛かるとイサキは食い付かない。



前回とは比べ物にならないほど少ないが

小サバが回遊して来たらこんな感じ。



20〜30mの中層に映る小サバの層を突破して

45m前後に映る本命イサキを釣らないと。


小サバ対策としては

オモリを100号と重くして

マキエかごに入れるオキアミの量を少なくして

仕掛けを下ろす際にはロッドホルダーに掛けたままではなく

竿先をまっすぐ海底に向けて

とにかくコンマ1秒でも速く下ろして小サバの層を潜り抜けるようにしないと。


サバはサバでも



こんな大サバなら歓迎なんだけど。


昼過ぎから船頭さんは魚を一匹ずつ〆てくれる。



みなさんハイペースで釣りまくっているのでかなりの数になっている。


大型はいないが小型ウリ坊もほとんどいない。

皆さん70匹前後釣られたようで。


無謀と思えた60Lクーラーが



最後に役に立った。


潮と風が反対、1日中不利な潮上ポジションであったが

そこは気合と手返しの速さでカバー。



前回(イサキ1匹)の100倍以上の釣果。

朝から沖上がりまでずっと当たっていた。


アタリがなかったのは

仕掛けが天秤に絡んでいたときか

小サバが針に掛かったときだけ。


なのであとは釣れるコマセワークパターンを

愚直に実行するだけだった。

本日の釣果の一部↓



本日の釣果  イサキ 120匹